日本みつばちは、日本固有の野生種。
世界には、みつばちの種類は9種が認められている。
日本みつばちは、トウヨウミツバチの1亜種。北海道を除く、日本列島の広い範囲で生息している。
昆虫による受粉が十分に行われないため、果樹などで奇形果や小型果を生じることが多くなり、これを解決するためにミツバチの導入が少しづつ増加していきました。
また、生食の消費量が世界一のイチゴ栽培をはじめ、メロンなどの農産物の花粉交配でのミツバチの重要性はますます増しています。今や、花を訪れることで行う受粉が農産物生産の約35%を支えており、家畜としてのミツバチの総産出額は 約3,500億円にのぼっています。このうち約98%が花粉媒介用のミツバチの働きです。
自然との接点が希薄になっている都市部での養蜂が注目されたことから、みつばちへの関心が高まり、飼育戸数は増加傾向にありますが、一方で蜜源植物の植栽面積は、引き続き減少しており、蜂場の確保に関するトラブルが急増しています。
ミツバチが1回の飛行で集めるハチミツの量は0.04g程度です。この0.04gのハチミツを集めるため、ミツバチは300から600個の花々を巡ります。
ティースプーン1杯 ( およそ4g~5g ) として、約100匹の計算となります。
ミツバチ一匹が、一生の間で作ることのできるハチミツの量はどのくらいでしょうか?
ティースプーン1杯分くらい。