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無王群の解体作業


2020年に園内に設置した2号群。
初春からのアカリンダニ被害や、夏の猛暑、秋のオオスズメバチの大襲撃を乗り切り、無事越冬も成功。
2021年初春には、計4回の分蜂という素晴らしいストーリーを見せてくれました。

しかし無王群へ。
5月下旬に確認しました。

黒光りした働き蜂、小型雄蜂の登場など発生を確認してから、約1ヶ月で完全廃墟に。
本日、解体作業を行いました。

無王群になった直後なら、少しばかりの蜂蜜が採蜜できますが、残りの蜂たちを思い、採蜜はしませんでした。
ですが、上部には多少の蜜が残っていました。
スムシも思っていたよりも数は少なく、形のよい巣脾状態でした。

巣脾を処分する間に、別の巣箱のみつばちたちが集まってきて、作業場は羽音に包まれていました。
2号群の娘たちも1群捕獲しており、この系統を大切にしていきたいと思います。
ありがとう2号群のみつばちたち!