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日本みつばちの給餌〜梅雨時期〜

日本みつばち給餌
2021年の梅雨時期は、全国的に例年以上の長雨が続いています。日本みつばちにとっても、この時期は死活問題です。栄養となる蜜が枯渇しているからです。
昨年は、この時期には給餌を行いませんでした。設置されている群も3群でしたし、ここまで梅雨の長雨も続かない気候でした。

今年の養蜂場での設置数は「7群」です。近隣に西洋みつばちの養蜂も確認されており、給餌をしなくては、全滅する群もでる可能性があります。今年は、全ての群での給餌を行なっています。
1群に対して約1kgを与えることにしました。
給餌は与えすぎると、子育てするスペースが無くなり、逆に数を減らしてしまいます。賢いみつばちにとってもそこは、生きるのに必要な蜜(栄養)を優先に考えているのだろうと思います。

日本みつばちの給餌

今回は一番の強勢群に給餌をしました。初めて給餌を与えられた群でしたが、巣門近くに置いた直後にゾロゾロゾロゾロと集まってきました。
一度、場所と味を覚えると、あっという間に容器が真っ黒に!
みんなでお尻を上に向け、プリプリプリプリ。。。ほんと可愛い生き物です。
500gの砂糖水が、1時間も経たないうちに空っぽに。。。。

本来、自然にある蜜があれば、給餌用の砂糖水など見向きもしませんが、みんな無我夢中です。
これは相当な蜜源不足である証です。

来週には梅雨明けの予報。その後の夏季も心配ですが、まずはこの長雨解消を願うのみ!
みんな踏ん張れ!

日本みつばちの給餌動画を紹介しています。